関東発!本州最南端ツーリング -潮岬(和歌山県串本町)- (2)

目次

前回までのあらすじ

「本州最南端到達証明書」を入手するというただ一つの目的のために、10時間もの時間をかけて目標とする当日16:00までになんとか潮岬観光タワーに到着した小太郎であったが、そこに待っていたのは時節柄タワーの営業時間が短縮されており、すでに営業が終了していたという非情な現実であった。
はたして、翌日には自宅に戻らなければならないという限られた時間の中で、小太郎は証明書をゲットすることができるのか!?

ツーリングの詳細

潮岬散策(ツーリング1日目)

・・・とまあ、煽りを入れてしまいましたが、潮岬観光タワーのこの日の営業が終了していたという事実は全くの想定外だったものの、特に心配はしていませんでした。実は、たまたま出発前に南紀串本観光協会のブログにて、証明書の販売場所がタワー以外にもできましたよ・・という情報を確認していたんですね。
それによると、ホテル&リゾーツ和歌山串本の売店、大江戸温泉物語南紀串本の売店、道の駅くしもと橋杭岩の売店で購入できるとのことであり、「ホテル&リゾーツ和歌山串本」とは、偶然にも当日のお宿として予約していたホテルなんです。
な~んだっ・・て感じではありますが、観光タワーで手に入れたいっていう気持ちは本当でした。

そんな訳で、せっかく来た本州最南端です。いったん落ち着いて石碑と記念撮影をします。

本州最南端の碑
潮岬の碑

それから、少しのあいだ海を眺めます。見える範囲が広いこともあって、端っこにいる感はありますね。

潮岬からの眺め
潮岬から見た夕日

こちらは、「潮風の休憩所」という休憩施設の裏手から見た海の景色です。海が穏やかなお陰で落ち着きます。ただ、沈む夕日を見るには、まだ少し早い時間だったようです。

この休憩所の海を見て左手に、紀勢道の紀北PAで会ったおじさんが教えてくれたキャンプサイトがあります。こちらも、時節柄利用日に制限がある模様なので、ご利用の方は事前に南紀串本観光協会のウェブサイトで確認することをお勧めします。

さて、短い時間でしたが、それなりに思い出もできたので出発します。
帰りは、来た道を戻るのではなく、岬を回る形で行きます。

潮岬からお宿へ(ツーリング1日目)

紀伊大島に渡るループ橋

出発してしばらくすると、右手にループ橋がみえました。紀伊大島に渡る橋だそうです。
特に島に用事は無かったのですが、とりあえず走ってみたくなったので橋を渡りループ橋をクルッと回り、すぐにUターンして再びクルッとして帰ってきました。

この島にはトルコ記念館があるそうです。
以前に日本のどこかでトルコの軍艦が沈没した際に、地元住民の方たちが救助活動を行ったこと。また、そのことが現在のトルコが親日国であることにつながっている、という話は聞いたことがありましたが、その舞台がこの地域だったんですね。

さあ、元の道に戻り、ホテルに向かいます。
しかし、宿泊費を節約して「17:00以降のレイトチェックイン+素泊まり」のプランなので、途中で夕食を済ませ、翌日の朝食を調達しておかなければなりません。

黒潮寿司

国道42号に入り、最初に目についたコンビニで翌日の朝食と飲料を購入した後、その少し先に回転寿司チェーンの店を見つけたので、そこで夕食をとることにしました。まだ16時台だったため、店内は空いており寿司も回っていませんでした。

店内では、いつもあまり考えずに頼んでしまう安心ネタ10貫ほどを食べて満足したので、ホテルに向かいます。

本州最南端訪問証明書を巡る攻防@「ホテル&リゾーツ和歌山串本」(ツーリング1日目)

「ホテル&リゾーツ和歌山串本」全景
「ホテル&リゾーツ和歌山串本」山側客室

本日の宿の「ホテル&リゾーツ和歌山串本」です。リゾートホテル然としたホテルですね。
部屋は、贅沢なツインルームですが、今回は1泊 8,000円未満のお得プランなので、オーシャンビューではありません。なお、海側の部屋であれば、どこからでも「橋杭岩」が眺められる設計になっているそうです。
ベッドと枕の感触については、寝心地にうるさい私も満足できるものでした。

荷ほどきして落ち着いたので、1階の大浴場に向かいます。
洗い場は20ヶ所ほどあり、内風呂は20人以上余裕で入れる規模の広さです。
お湯は、ナトリウム泉で加水と消毒がされているとの説明書きがありました。
露天風呂にも入ってみました。ここから日の出を眺めるのがおすすめとのことです。広さ的には、ゆったり入れるのは数人ですかね。

「ホテル&リゾーツ和歌山串本」ロビー
「ホテル&リゾーツ和歌山串本」ラウンジ

お風呂から上がってウロウロしてみます。ロビーは落ち着いた照明もあり良い雰囲気。ラウンジで何か飲もうかと思ったのですが、残念ながら営業時間を過ぎていました。

そうそう、お風呂に入っていい気持ちでそのまま寝てしまわないうちに、大事な「本州最南端訪問証明書」をゲットしておかなければなりません。
そこで、フロントに行って尋ねてみたのですが、なんと「それは潮岬観光タワーでないと購入できません」とのつれないお返事。想定外の回答に頭が着いて行けません。ここにきて、風呂上がりで温まった体に冷や水を浴びせられます。小太郎、大ピ~ンチ!

流石に、この攻撃のダメージは小さくありません。
意気消沈してトボトボと部屋に戻ろうとしますが、ハタと思い当たり、南紀串本観光協会のブログをスマホで再確認します。
老眼鏡を持ってきてなかったので見にくいのですが、ジイッと目を凝らして画面を睨みます。そこには「ホテル&リゾーツ和歌山串本の売店」の文字が!・・・売店か~っ‼

売店は、正面玄関を入って左側、フロントの正面です。一目散に駆け込んで、店員さんに息せき切って尋ねると、「これですか?」とレジ横にあるものを指し示してくれます。
「それです、それです! 一つください。」
「はい、100円になります。」

やったー! これですよ、これっ!
苦労した甲斐がありました。うっ、うっ、うっ。 😂
・・でもね、冷静になって考えると、「フロント係りの人ってこういうこと知らないの? 危うく何の成果も得られないまま帰るところじゃないの・・」というモヤモヤ感が残ってしまったのは残念です。

「本州最南端訪問証明書」表面
表側
「本州最南端訪問証明書」裏面
裏側

何はともあれ、今回のツーリングの目的は達成したし、まあ良しとしますか。
ドタバタしましたが、部屋に戻って翌日の準備を済ませ、早々に就寝しました。

伊勢志摩スカイラインを堪能(ツーリング2日目)

翌日は4:00に起床しました。
朝食を食べて、歯磨き・その他をして、準備運動をして、荷物を詰めたら出発です。フロントは6:00以降でないと人が入らない様で、まだ誰もいない時間です。支払いはチェックイン時に済ませていたので、ルームキーはカウンターに置くだけです。

出発時刻は5:20。外の気温は10℃くらいです。前日と同様に電熱ベストが役立ちそうです。
エンジンを始動して、スマホのカーナビで今日の最初の目的地「伊勢志摩スカイライン」をセット。ホテルから国道42号に出ます。しばらくして「道の駅くしもと橋杭岩」の横を通りますが、この日の日の出時刻は6:15だったので、海の方に目を向けても暗くて何も見えない状況です。橋杭岩をじっくり眺められなかったのは心残りですが、次回の楽しみにしたいと思います。

そこからは、前日来た道を戻っていきます。熊野市辺りで信号が消えていたエリアが有り、警察が出動していました。停電でもあったのでしょうかね。それからは特に変わったことも無く、三重県の山中を走るトンネル区間をひた走ります。勢和多気JCTで伊勢市方面に分岐し、ようやく違う景色になってきました。そして、串本町を出発して2時間50分、伊勢志摩スカイラインの伊勢料金所に到着です。

「伊勢志摩スカイライン」伊勢料金所
「伊勢志摩スカイライン」休憩所からの眺め

自動二輪車料金 900円を支払い、標高555mの朝熊山(「あさまやま」と読むそうです)に登り始めます。比較的早い時間のせいか、交通量が少なくて快適です。

「伊勢志摩スカイライン」山頂駐車場からの眺め

山頂の駐車場に着いて、展望台から志摩市方面の入り組んだ地形を眺めます。雲が出ていて、霞んでもいますが、良い景色です。また、足湯があるそうなので、足を浸けながら眺めるのも良さそうですね。

まだ、売店の営業開始時刻の9:00前なのですが、駐車場には自分以外に3台ほどのオートバイが停まっており、そのうちの一人の方が話しかけてきてくれました。年齢的には、自分より10歳ほど若いお兄さんで、関東から下道だけで夜通しかけて走ってきたそうです。凄いですね、とても真似できません。

Vストローム650XTと飯盛山

さて、鳥羽港発9:30のフェリーに乗りたいので、あまり長居もできません。ここから鳥羽方面に下って行きます。
途中で、ご飯を盛り付けたような形の「飯盛山」と記念撮影して、伊勢志摩スカイラインとはサヨナラします。

伊勢湾フェリーでチョット休憩[鳥羽港~伊良湖港](ツーリング2日目)

9:00少し前に、鳥羽のフェリーターミナルに到着しました。
誘導係のお兄さんに、9:30の便のオートバイの余裕は有るかと聞いたところ、大丈夫とのことでした。この伊勢湾フェリーは、二輪車は通年予約不可で先着順ということなので、チョット心配ではあったのですが良かったです。

ターミナル2階の窓口に行って運賃を支払います。750㏄未満のオートバイと運転手分を合わせて、3,700円でした。船内で食べるように売店でサンドイッチを購入し、乗船案内を待ちます。

「鳥羽フェリーターミナル」売店で購入したハムタマゴサンド

手作り感満載のサンドイッチは420円です。
そして、本日お世話になるフェリーの鳥羽丸。
よろしくね!

フェリー「鳥羽丸」

時間が来て、案内に従って乗船します。オートバイを船内の壁に平行にして、ギリギリに寄せてくれと指示されて、緊張しつつ何とか行います。それから客室に上がり、出航を待ってサンドイッチをパクつきます。

フェリーから見る伊勢湾1
フェリーから見る伊勢湾2

お腹を満たして落ち着いたので、デッキに出て外の景色を眺めます。朝熊山山頂からの景色と違って、伊勢湾内は雲が有りませんでした。暑くなりそうです。

伊良湖港

約1時間で伊良湖港に到着です。
時刻は10:30。ここからは、下道で浜松に出てから東名に乗ります。

最後まで安全運転で(伊良湖港~自宅)(ツーリング2日目)

昨日給油してから440㎞ほど走っているので、伊良湖ビューホテルの先のガソリンスタンドで給油します。

国道42号、国道1号を経由して、浜松西ICから東名に乗ったのが12:00過ぎ。
後は、渋滞につかまらないことを祈って、安全運転で帰ります。
(そういえば、いま気が付いたのですが、国道42号って海を渡ってるんですね。)

途中、2度ほど休憩を入れつつ、横浜町田IC手前で若干スピードが落ちましたが、大した渋滞にも巻き込まれずに済み、自宅に到着したのが16:45でした。
結局、帰りは約11時間30分と、行きよりも1時間30分多くかかってしまいましたね。
フェリーに乗って、一般道を走る区間が往路よりも多かったですからね。

まとめ

頑張れば、日が短くなったこの季節でも、関東南部から潮岬までは日暮れ前に着けるもんですね。あと、潮岬観光タワーまでの残りの距離感があったら、途中の道の駅から橋杭岩を眺めるくらいのこともできたと思います。この点は、本当に残念でした。

さあこれで、本州最端の4つのうち、北と南が制覇できました。
残りの西は1,000kmを超える距離で、東は潮岬と同程度の距離ですが往復2時間の徒歩区間が有る様ですので、それぞれになかなか過酷です。

今年は、これから寒い季節になってしまいますので、つづきは来年以降となりますが、何とか達成してご報告できるようにしたいと思います。

それでは。

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