【宿選びで少し贅沢してみた】道後御湯(道後温泉:愛媛県松山市)

道後御湯」は、2021年11月に行った四国旅行のうち、愛媛県松山市の道後温泉での宿泊で利用させてもらった宿です。
この旅行では、この宿に2泊させてもらう旅程だったので、奥さんもとても楽しみにしていました。

目次

外観

全体的に「和モダン」を統一的なコンセプトにしている雰囲気で、とても落ち着けます。
夜は、写真の通り、外側の格子が浮かび上がる様に、温かみのある明かりでライトアップされています。

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館内

ロビー

1階のロビー。
距離を取って配置されたテーブルとソファがあります。
写真左手の奥まったとろころはライブラリーになっていて、自由に飲めるコーヒーマシンも設置されているので、コーヒーを飲みながら読書を楽しむことができます。

ライブラリーには、やはり地元の正岡子規の全集や、こんな飛び出す絵本も。
希望者は、好みの本を貸し出してもらって、部屋で読むこともできます。

ダイニングルーム

食事は、2階のダイニングルームにていただきます。
テーブル間の距離も適切にとられているので安心。
黒を基調とした部屋の中心にあるインスタレーションが、落ち着いた雰囲気を演出しています。

また、食事の開始時間を宿泊者の希望に応じてずらしていることと、全室で30室ということで宿泊者数に限りがあるため、他の宿泊者に会うことがほとんどありませんでした。
お陰で、とてもプライベート感が高かったです。

展望風呂とスカイラウンジ

8階の展望風呂とスカイラウンジにつながる通路です。
左手前の暖簾が男湯、左奥の暖簾が女湯で、正面奥がスカイラウンジです。

展望風呂は、男湯・女湯が固定されている様です。
浴室内は、パーソナルスペースを広めに欲しい私から見ると、10人いたら少し窮屈に感じるくらいの広さで、露天風呂は3人が限度かな・・という印象でした。

スカイラウンジの様子です。
8脚ほどの椅子が設置されており、壁側には鉄工アートが飾られています。
窓からテラスにも出られます。

テラスからの夜景です。
小高い丘の上には、ライトアップされた松山城が見えます。
左下の、八角形の屋根の赤い明かりが窓から漏れている建物が、「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉」です。

そうそう、スカイラウンジ入口正面のカウンター下には冷蔵庫があり、冷えた飲み物が用意されています。
お風呂上りに水分補給は必要ですよね。
私ですか?なぜかコーヒー牛乳に手が伸びてしまいました。

客室内

今回の旅で利用させてもらった部屋(露天風呂付きプレミア)です。
琉球畳の和室にテーブルとソファ、その向かいにはテレビが設置されています。
掃き出し窓の向こうは椅子が置かれたベランダで、夜景を楽しむことができます。

ベッドルームです。
枕は、高めと低めの2種類あります。
私はその中間が好みだったため、低めのものとバスタオルを使って調節しました。

ベッドは、ベッドパッドの特徴なのか、寝ると柔らかく包み込まれる様な、それでいて腰が沈んだりすることが無い不思議な寝心地でした。

マットレスが置かれた黒い床板とフローリングの間には、10数㎝の段差があるので、脛を打ちつけたり、足をくじいたりしないように注意が必要です。

露天風呂です。
格子で目隠しがされています。

お湯は、吐水口から流れ出るのは循環前の温泉ですが、浴槽内から噴き出しているのは循環加温式のものということで、いわゆる源泉かけ流しではありません。
源泉かけ流しが気になる方は、歩いて3分の「道後温泉本館」や「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉」、「道後温泉 椿の湯」に出かけてみるのが良いでしょう。

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食事

夕食

1泊目の夕食です。
どれも手が込んでいて、味はもちろん目でも楽しむことが出来ました。
ただ、小食な私たちには十分な量でしたが、たくさん食べたい方には物足りないかもしれません。
ごはんの鯛めしはおかわり自由とのことでした。

2泊目の夕食のメインは、伊予牛のしゃぶしゃぶでした。
こんなに厚い肉でしゃぶしゃぶとか、とても贅沢な気分を味わえました。

朝食

1泊目の朝の食事です。
普段の我が家の夕食より品数が多いです。

2泊目の朝の食事です。
前日にもまして、品数が多い気がします。

そうそう、面白かったのは、どちらの朝食にも「みかんジュースの飲み比べ」ということで、それぞれ別の種類のみかんジュースが用意されていたことです。
普段はそんなことしませんが、特徴のあるみかんジュースの飲み比べができて、楽しかったです。

タカの目チェック(女性目線での評価)

奥さんの「タカ子」さんが、女性目線で気になった点をあげつらう(?)コーナーです。

静かに過ごせる

館内は、静かで心地よい音楽が流れておりましたが、驚いたことに、室内に入って部屋の扉を閉めると、この音が全く聞こえなくなりました。
隣の部屋の音も全く聞こえません(ただ、露天風呂では、お隣の家族の楽しそうなお声が聞こえましたが・・・)。

また、こちらの宿は、12歳以下の方の宿泊は遠慮してもらっているそうです。

これらは、宿での時間を静かに過ごしたい方にとって、非常に重要なポイントだと思います。

湯かご

こちらは、「道後御湯」の名札が付いた湯かごです。
道後温泉本館などの宿の外の施設に行く際に利用するように用意されているそうです。
違いを演出したい人にとってはピッタリの小物ですね。

売店

この宿の売店は、いくつか土産物が用意されていますが、コンビニ等で売っているスナック類や飲み物はありません。
飲み物ということであれば、室内には「緑茶ティバッグ」の他「ドリップコーヒー」と「常温のミネラルウォーター」が用意されており、冷蔵庫内にはフリーで飲める「ミネラルウォーター」、「ペリエ」、「お茶」、「みかんジュース」、「ビール」も用意されていますし、8階のスカイラウンジにもいくつかありますので、それほど困らないと思います(実際に、私たちも問題ありませんでした)。
もしコンビニに御用の方は、徒歩で3分程度の範囲内にありますので、そちらで用を足すことができます。

最後に

「道後御湯」について、お伝えしたいことは以上になります。
コストパフォーマンスが高く、静かで大人な空間を味わえ、宿からの心のこもった”おせったい”を十分満喫することが出来る素晴らしい宿です。
私たちは、こちらにお世話になって、四国旅行をとても楽しく過ごせました。
非常に個人的な視点での感想にはなりますが、これを読んでいただいた方の参考になりましたら大変うれしく思います。

それでは、ありがとうございました。

<関連情報>
「道後御湯」公式サイト

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