昨年は、春に念願の伊勢神宮参拝を実現し、夏は登別温泉と支笏湖で癒されて、身も心もお財布も軽くなった私たち夫婦。
今年の春は、近場の箱根旅行を計画していたのですが、突然神の啓示(笑)を受けた奥さんが「高千穂に行きたい!行かなくちゃいけない!!」と駄々をこねたため、急遽旅行先を変更し、こちらの宿を予約しました。
これで、休暇村は富士、支笏湖に次いで3回目となります。
余談ですが、高千穂行きを決めたちょうど一週間後に、離れて暮らす息子夫婦から嬉しい知らせが届いたので、ウチの奥さんの勘の良さには本当に驚かされました。
概要
「休暇村南阿蘇」は、阿蘇くまもと空港から東へ約35㎞、クルマで45分ほどの距離にあり、目の前に阿蘇五岳が臨める抜群に立地の良い宿です。
「南阿蘇ビジターセンター」に隣接しており、「阿蘇中岳第1火口展望台」や「草千里ヶ浜」まではクルマで30分、阿蘇五岳を挟んで反対側の外輪山にある「大観峰展望所」までは1時間ほどです。
客室の種類は、和室61室・洋室9室の全室70室で、和室は8畳と10畳があり、洋室はツインです。
ただ、注意が必要なのは、全室から阿蘇五岳が臨める訳ではなく、またバス付きとバス無しの部屋があるということ。
具体的には、和室8畳と10畳のタイプで、阿蘇五岳と逆の外輪山側に窓が設けられている部屋があるのと、阿蘇五岳側・外輪山側のどちらにもバス付き・バス無しの部屋が有るというものです。
アプローチ


宿泊の当日は、阿蘇くまもと空港に到着してレンタカーを借り、初めに県を跨って宮崎の高千穂峡を観光し、高千穂神社に参拝してから熊本に戻る形で投宿しました。
高千穂から宿までは、国道325号、265号と繋いで40km弱(時間にして50分程度)で到着するので、阿蘇だけでなくそちら方面の観光にも不便は感じませんでした。
阿蘇くまもと空港からレンタカーを利用しないでアクセスする方法としては、空港から「高森駅交流施設」行きのバス(快速たかもり号)が1日3便、「延岡駅」行きのバス(特急たかちほ号)が1日1便出ており、それぞれ「高森駅交流施設」にて下車して「高森駅前」から高森町民バス(午前2便・午後2便の1日4便)で移動し「休暇村南阿蘇」で下車するか、予約制の休暇村送迎バスを利用する方法があります。
電車を利用する場合は、南阿蘇鉄道の終点「高森駅」から高森町民バスで移動するか、予約制の休暇村送迎バスを利用することになります。
ただ、予約制の送迎バスは、実質的に南阿蘇鉄道の「高森駅」に14:15と15:48に到着する2本の電車に接続する形でしか運用されていない模様なので、ちょうど良く接続できない場合は13:40と16:27発の高森町民バス、またはタクシーに頼ることになりそうです(公共交通機関の時刻は、2026年5月現在のものです)。
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館内
エントランス・ロビー


空港に続いて、「くまモン」が出迎えてくれたエントランスから館内に入ると左手の壁全面に「地トウキビ」。
夕食か朝食のメニューに有ったらいいな(牛馬の飼料でもあるらしいけど・・)。
また、フロント横には色浴衣とレンタル用の枕が展示されており、選んで持って行くことができます。
睡眠環境にうるさい奥さんは、色浴衣より枕の吟味に余念が無く、じっくり考えた末に夜のお供を決めた模様です(最後に、色浴衣も選んだみたいですが)。

フロントのカウンター横にはアメニティバーがあり、歯ブラシ、ヘアブラシ、カミソリ、シャワーキャップを必要数選べます。


売店は「地トウキビ」がディスプレイされている壁の裏側にあります。
営業時間は、7:15~20:30です。
自分用のお土産には「ドーナツ棒」を買いました。
ラウンジ

ラウンジの広い窓からは、阿蘇五岳のうちの根子岳、高岳、中岳がドーンと目の前にそびえ立つ姿が眺められます。



ラウンジの一角には、子供たちが大好きなボールプール。
ウェルカムドリンクには、コーヒーマシンと冷蔵ケースに収められた野菜ジュースや阿蘇の牛乳などがありました。
客室

今回宿泊した客室は「洋室ツイン」。
窓辺に外を眺めながら座れる椅子とテーブルが備え付けられています。
そして、窓の外には阿蘇五岳。



バス・トイレはユニットタイプ。
お風呂は大浴場を利用したので室内のバスは利用しませんでしたが、この辺から漂う古めかしい雰囲気は少し残念な気もします。



クローゼット内には、浴衣、帯、丹前、フェイスタオル、バスタオル、湯かご(というよりメッシュのバッグ)、スリッパが収納されています。
赤い浴衣は、奥さんがフロント横から選んできたもの。
窓際にある冷蔵庫の上にはマグカップと粉末のお茶。
それと、ウェルカムスイーツの「黒糖ドーナツ棒」が用意されていました。
大浴場


大浴場は、エレベーターを2階で降りて右手に進むと左右に分かれて男湯と女湯の入口があります。
利用時間は、11:30~24:00と5:30~9:00で、男女の入れ替えはありませんでした。
ちなみに、日帰り温泉としても利用できて、11:30~15:00が利用時間帯です(宿泊客と重なることは無さそうです)。
泉質は、pH8.5のアルカリ性単純温泉で、肌触りはヌメヌメっとしていますが、角質を落とし過ぎると湯上りにガサガサしてしまうかもしれないので、保湿に気を付ける必要があるかもしれません。
男風呂の規模ですが、洗い場12席、余裕を持って入れる人数は露天風呂4人、内風呂10人、サウナ数人といったところ。それと、源泉かけ流しの壺湯があります(なぜか壺湯の塩素臭が強かった気がします)。
脱衣所の鍵付きロッカーは54区画、洗面台3つ、ドライヤー2台、それにベビーベッドもありました(今の時代は当然ですかね)。
大浴場入り口手前には、ウォーターサーバー2台と「湯上りアイス」の冷凍庫がありました。
私は、湯上りまで我慢できずに湯に入る前に食べてしまいました・・ゴメンナサイ。
その他の施設




2階エレベーターホールの正面玄関側から出入りできる「パワーテラス」。
この日は曇りがちで、時おり雨が降ったこともあり、ソファにはカバーが掛けられていました。


マッサージチェアは、「パワーテラス」を眺める形で窓際に設置されています。
コインランドリーは、エレベーターを2階で降りてすぐに有ります。



飲み物の自動販売機が設置されているのは、エレベーターを2階で降りて左手。
電子レンジや製氷機(アイスペールやグラスも!)もありました。


1階の売店前のアルコーブには貸し出し用の遊具が有ります。
ホテルを出て右手にある芝生広場で使えます。
また、建物の西側には天文台があって、天気さえ良ければ毎日天体観察のイベントが開催されます。
食事

こちらは、夕食と朝食の会場となるレストランの入口。
1階の売店の奥です。
夕食

















夕食はビュッフェ形式。
食事の提供時間は17:30から20:20で、特に開始時間の割り振りは無かったので好きな時間に行って済ませます。
種類も豊富で、30種類以上あるでしょうか。
個人的に気に入ったのは、「だご汁」ですね。甘みのある白みそ仕立ての汁が美味しかったです。
あと、楽しみにしていたトウキビの料理ですが、「トウキビご飯」に気づかずに、普通に白米を食べて満足してしまいました(美味しかったのでOKですが)。

デザートは全種類制覇しましたよ!
部屋に持ち帰ることもできた様なのですが、このあとの楽しみのためにこの辺で終わりにしておきます。
そして、その楽しみとは、夜食として焼き芋が提供されるサービスです。
提供時間の19:30~20:30に1階に行くと、フロント前にフードウォーマーが設置されてたくさんの焼き芋たちが私を待っていたのでした。(もちろん、1人1本しかもらえませんよ!)。
朝食











朝食もビュッフェ形式。
食事の提供時間は、7:00から9:00です。
この日は、私としては珍しく、焼魚をメインにした和食をチョイスしました。
もちろん、食後のデザートは全種類制覇!
タカの目チェック(女性目線で気づいたこと)
私の奥さん「タカ子」さんによる女性目線のコメントコーナーです。
色浴衣

色浴衣は、フロント横のラックから自由に選べます。
サイズは、S(150~160cm)とL(160~168cm)。
種類は豊富で、テンションが上がります!
客室
洋室ツインは13.44平米と非常に狭く、窓際に置かれた外を眺めるための椅子がギチギチに置かれており、腰掛けることが出来ませんでした。
ベッドは古いのかな?寝心地が良くなくて残念でした。
また、出発の日にチェックアウト後と思われる和室のドアが開いていたので中を覗いてみたら、広々としていてこちらの方が断然素敵でした!
大浴場
鍵付きロッカーあり。
脱衣所の洗面台にはドライヤー3台。
化粧水、オールインワンジェル、洗顔フォーム、洗い流さないトリートメントあり。
ただ、メイク落としが見当たりませんでした。
ヘアブラシの設置はありませんので、フロントのアメニティバーでいただいたものを持って行きます。
浴室内は女性のみシャンプーバーあり。
以前から使用してみたかったボタニストのスムースを見つけて使いました!
なお、各シャワーブースに洗顔フォームと、メイク落とし無し。
20:00頃に入浴しましたが、私の他は5〜6人ほどで混み合う事も無く、ドライヤー待ちもありませんでした。
ぬめりのある湯は無色透明。露天風呂は大変気持ち良く、夜は雨音と蛙の声に癒され、朝は清々しい野鳥の声を聴きながらゆったりと浸かることが出来ました。
食事
夕食時、オープン時間17:30の10分前に並ぼうと思って行ってみたら、もう開いてました。
お料理は全て味が良くて美味しく、補充も早いです。
お寿司、揚げたて天麩羅、あか牛を使ったミニッツステーキ、あか牛カレー、ロールキャベツなども美味しい。
また、従業員の皆さんもにこやかで素敵でした。
朝食は焼き魚や卵料理などの定番から、熊本とんこつラーメン、タイピーエンなどのヌードルバー、揚げたて薩摩揚げなども美味しかったです!
あと、その場で作ってくれる小豆やきな粉などを自由にトッピング出来るこんころ餅を始め、カップデザートも豊富でした!
総評
外観や内装は古いものの、客室や大浴場からの阿蘇五岳を見渡す眺望の良さ。
ごはんは美味しく、フリードリンクやテイクアウトが出来るデザートがあったり、湯上がりアイスのサービスなど、宿泊料金の安さを考えるとコストパフォーマンスは非常に良いと感じました。
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周辺の様子



休暇村南阿蘇の目の前の国道265号を北東方向に2km程進むと、「上色見熊野座神社(かみしきみくまのいますじんじゃ)」があります。
私も、SNSで見たことがあり、とても荘厳な雰囲気のある場所だなとは思っていたのですが、今回の宿の近くに鎮座する神社とは知りませんでした。一の鳥居から拝殿までは石造りの階段の参道が整備されていますが、長い上りで15分程掛かったと思います(ゆっくり写真を撮りながらだったからかもしれませんが)。
参拝したのは訪れる人も少ない時間帯で、雨が降りそうな天気だったことも手伝って、イメージしていた通りの雰囲気を味わうことができました。
アニメで描かれた場所でもあるようで、海外の方も参拝に訪れていました。


拝殿を回り込むように裏手に延びる更に急な上り坂を5分ほど進むと中心部をくり抜かれた巨大な岩「穿戸岩(うげといわ)」が現れます。
ここに着いたとたんにさ~っと雨が降ってきて、さらに雰囲気が増した感じになりました。
まとめ
休暇村の利用は、「富士」、「支笏湖」に続いて3ヶ所目ですが、みんな本当に立地が良いですね。
景色が良いのはもちろん、近隣の有名観光地へのアクセスも良く、食事も種類が豊富で平均以上の美味しさを楽しめます。
ただ、天文台については、結局宿泊した日は雲が掛かってしまったので、天体観察会が開催されなかったのはとても残念でした。
施設は、開設されたのが1976年ということで、建物の老朽化が進んで古びた外観になってしまっているのはやむを得ませんが、全国の休暇村で順次リニューアルも進んでいるので、いずれこちらもきれいになるのだろうと期待しています。
料金面では、「Q会員」という会費無料の制度に登録しておけば一般料金より1,000円ほど安い会員料金で宿泊でき、前回の宿泊で付与された「Qポイント(宿泊料金100円につき5ポイントが付与される)」を1ポイント1円として利用できます(ただし、Q会員としての特典を受けるには、公式ホームページや電話からの予約限定などの制限があります)。
さらに、今回の宿泊日は、Q会員限定のキャンペーン「オフピーク旅」の期間(施設によって設定している期間が異なります)に該当していた様で、追加で1人あたり1,000円の割引対象になったので、結果的に一般向けより1人3,000円程安い料金で『おトク』に泊まることができました。
もうね、我が家的には次の旅行の宿も休暇村に決定です!!
<関連情報>
「休暇村南阿蘇」公式サイト




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