SHAD SH48 ベースプレート取り付けボルト増し締め

今年も秋を迎え、ツーリングに出かけるのに良い気候になってきました。
寒くなる前には、また少し長めの距離のツーリングに行きたいな・・・ということで、いきなり落下して事故の原因になったりしないように、トップケースのベースプレート取り付けボルトの増し締めをしておくことにしました。

私のVストローム650XTには、トップケースとしてSHADのSH48を取り付けてあるのですが、車体と一緒に購入したので、取り付けはショップで行ってもらいました。
そのため、実際にベースプレートがどの様な形でリアキャリアに取り付けられているのかを見るのは、購入から2年半も経っているにもかかわらず、初めてのこととなります。

取り付け方法に関しては、お任せしていたので考えたこともなかったのですが、今回見てみたところ、リアキャリアに穴あけ加工をした上で、SH48付属品の汎用取付ベースプレートと取付用金具セットだけで取り付けられていました。
素人の私が訳も分からず取り付けたものではなく、プロのお仕事ですから、これから取り付けようと考えている方にも、一つの方法として参考にしていただけるんじゃないかと思います。

目次

用意するもの

・プラスドライバー(2番):
 ベースプレート表蓋取付けネジ、ベースプレート本体のリアキャリア取付用
 ボルト共に、同サイズです。
・コンビネーションレンチ(10㎜):
 リアキャリア取付用ボルトを締める際に、ナットが空回りしないために使用
 します。私は、コンビネーションレンチのスパナを使いました。
 取り付けるキャリアの形状によって、ボルトネジ部の突き出し長が異なるで
 しょうが、Vストローム650XTのリアキャリアに取り付けられた状態を見ると、
 突き出し長は長いボルトで30㎜以上ありそうなので、ソケットレンチを使用
 する場合はディープソケットじゃないと厳しいです。

手順

ベースプレート表蓋取り外し

最初に、ベースプレートをリアキャリアに取り付けているボルトの目隠し用表蓋を外します。
蓋は、四隅にあるネジを緩めて取り外します。
最初の画像が取り外し前、次が取り外し後です。

ベースプレート(上面蓋つき)
ベースプレート(上面蓋なし)

取付状況確認

ベースプレートを持って、車体を揺らしてみましたが、特にグラつきはありませんでした。
次に、ベースプレートとリアキャリアの位置関係を見てみます。
画像の通り、Vストローム650XTのリアキャリアは、グラブバーがキャリア上端平面部分より少し上に取り付けられているのですが、ここに干渉しないで出来るだけ前の位置に来るように考えて付けてくれています。

ベースプレート取付状況(左から)

次の画像は、下から見たものです。
最初は真後ろから、次は車体の右から撮影したものになります。
(フラッシュを焚いたら、少し白くとんで見づらくなってしまいました。)

ベースプレート取付状況(下から)
ベースプレート取付状況(右から)

更に、ベースプレートを外してリアキャリアの状態を見てみようと思い、初めに左後端のボルト1本を外したのですが、取り付けから2年半経っていることもあり、結構渋くなっていて苦労しました。
以下の画像は、ボルトを外した後のものです。
リアキャリアの方には、穴あけ加工がされているのが分かりました。

ボルト穴(上から)
ボルト穴(下から)

ここで、立ち止まって全部のボルトを外すかどうか考えたのですが、2つ上の画像でも分かる通り、前端の2本については作業クリアランスが十分とは言えず、自分の持ってる工具のレベルでは、無理やりボルトを外すことができても、そこで詰む可能性が高そうでした。
そんな訳で、作業をこれ以上進めるのは諦めることにしました(勇気ある撤退というやつです・・・(;^_^A )。
折角、苦労して外したのですが、ボルトは元に戻しました。

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増し締め

最後に、増し締めは必要ないかなと思いつつも、コンビネーションレンチでナットを押さえながらドライバーでボルトを回してみると、これが意外と締め込む余地がありました。
やっぱり、少しづつ緩んでくるものなんですね。
全てのボルトを同様に締め込んで、作業は終了です。

ボルト取付状況(拡大)

ベースプレート表蓋取り付け

ベースプレート表蓋を元に戻します。
あまり間違える人もいないかとは思いますが、以下の画像でオレンジの枠で囲ったところに、表蓋にはツメが、本体側にはそれを引っかける穴が、それぞれあるので、そこをあわせてから蓋をかぶせるように注意します。
最後に、元の通り四隅のネジを締め込んで完了です。

ベースプレート蓋取り付け

まとめ

なんだか、中途半端な感じになってしまいましたが、行った作業を一通りまとめてみました。
でも、当初の目的の増し締めは実施できたので、良しとします。
それに、ベースプレートは、素人でもできそうな適当な方法などではなく、専用の工具を使って加工がしてあり、しっかりと取り付けられていることと、特に頼まなくても、そんな作業をしてくれるショップで購入できたことが分かったのも、ポジティブに捉えたいと思います。
これで、安心してツーリングを計画できるってもんです。

最後に、同じSHAD製のサイドケースを自身で取り付けたときの内容を記録した記事が以下にありますので、ご興味のある方は是非ご覧ください。

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