【関東発】本州最東端ツーリング -魹ヶ崎(岩手県宮古市)-

「本州四端踏破ラリー」もいよいよ大詰めの4ヶ所目です。
残るは本州最東端で、場所は岩手県宮古市の「魹ヶ崎」(トドを漢字にすると「魚へんに毛」なんだなと初めて知りました)。
先に回った3ヶ所は、すぐ近くに駐車場が用意されているので、ツーリングとして行けた訳ですが、今回は最寄りの駐車場所から4km弱の徒歩、それも散歩レベルではなくて山の中を歩く「トレッキング」です。
そんなことから、色々な準備(主にココロの・・)をしっかりして、この機が熟すのを待っていたのです(本当か?)。

目次

ツーリングの概要

実施時期と期間

実施した時期と期間は、次の通りです。

■時期:2022年8月初旬
■期間:3日間

行程

今回の旅の計画は次の通り。
場所が場所なだけに、なるべくリスクが低い日に向かいたかったので、天気予報は事前にじっくりチェックしました。
また、ここ「魹ヶ崎」へのアタックに際して、トレッキングであること以外に立ちはだかる壁がもうひとつ。
その日、森の中で絶対に出会いたくない「クマ」さんの存在です。
そこで、ちょっと調べてみると、クマは夏は4時~ 7時頃、17時~ 21時頃に活動量が多くなるとのこと。それならば、その間隙を突いて行くしかないでしょう。Dデイは2日目の7時とし、前後の予定はこれに合わせて計画を立てました。

  • 1日目
    朝5時に関東南部の自宅を出発。所要時間は11時間を見込んで、16時までに宮古市にある景勝地「浄土ヶ浜」に到着。景観を楽しみつつ、この地にあるレストハウスで販売されている「本州最東端訪問証明書」をいち早く入手する。その後は、宮古市内のビジネスホテルに投宿。
  • 2日目
    アタック開始に備えて、6時過ぎにはホテルを出発できるよう4時30分に起床。
    7時にアタック開始し、「魹ヶ崎」往復に要する時間は10時までの3時間を確保。
    「魹ヶ崎」攻略後は、行ってみたかった宮城県の牡鹿半島を貫く「コバルトライン」を走るために約200kmを移動(「金華山」を眺めて金運のご利益を分けてもらえたらいいな)。
    「コバルトライン」を楽しんだ後は、石巻のビジネスホテルに投宿。
  • 3日目
    ただ帰るだけなのも何なので、松島の景観を見渡せるらしい「大高森」に立ち寄る。
    このため、前日に続いて4時30分に起床、6時にホテルを出発とする。
    渋滞に引っ掛かりたくはないので、移動時間を7時間と見て8時過ぎには「大高森」を出発する。
    15時帰投。

そして、実走結果はこちら。
出発がお盆休み期間に入る前だったので、帰路の首都高を除いてそれほど大変なことにはならずに済みました。

日程区間距離所要時間使用ルート等
1日目自宅-浄土ヶ浜630km10時間首都高、東北道、仙台南部道路、仙台東部道路、三陸道、
宮古盛岡横断道路、国道45号、県道259号
浄土ヶ浜-ホテル8km15分県道259号、国道45号
2日目ホテル-魹ヶ崎駐車場23km45分国道45号、県道41号
魹ヶ崎駐車場-魹ヶ崎3.7km1時間20分みちのく潮風トレイル(宮古市南部ルート)の一部
魹ヶ崎-魹ヶ崎駐車場3.7km1時間15分みちのく潮風トレイル(宮古市南部ルート)の一部
魹ヶ崎駐車場-宮古市役所重茂出張所8km20分県道41号
宮古市役所重茂出張所-おしか御番所公園230km5時間県道41号、国道45号、三陸道、国道398号、県道234号、
県道41号、県道220号(コバルトライン)
おしか御番所公園-ホテル40km1時間県道220号(コバルトライン)、県道2号、県道16号、
国道398号、国道108号
3日目ホテル-大高森24km25分三陸道、県道60号
大高森-自宅400km7時間県道60号、三陸道、仙台東部道路、常磐道、首都高
※ 高速道路、自動車専用道路の区間を除いて、所要時間に各場所での休憩・観光時間は含んでいません。

費用

今回のツーリングの総費用です。
高速料金は、片道だけですが「二輪車定率割引」が適用されたので助かりました。

No.費目金額
1.交通費
(1)高速料金/有料道路料金  15,000円
(2)ガソリン代  8,200円
2.食費  4,800円
3.宿泊費等 16,000円
合計 44,000円

ツーリングの詳細

浄土ヶ浜で本州最東端訪問証明書をゲットしよう(ツーリング1日目)

予定通り、朝5時に自宅を出発。この日は、宮古市の景勝地「浄土ヶ浜」を目指します。
ここに立ち寄って景観を楽しむということも然ることながら、このエリア内にある「浄土ヶ浜レストハウス」で販売されている「本州最東端訪問証明書」を購入するのが目的です。

首都高、東北道と繋いで、栃木と福島の県境で若干の雨に当たりましたが、ほぼ快調に進み、11時頃には仙台を通過。
三陸道に入ってから、石巻港ICで給油のため一旦道を離れます(三陸道には休憩場所はありますが、所謂SA・PAは無いので注意です)。

浄土ヶ浜ビジターセンター

その後も順調に進み、予定より早めの15時少し過ぎに「浄土ヶ浜ビジターセンター」横の第一駐車場に到着しました。

ここから「浄土ヶ浜」へは、30分ごとに発車している無料の園内周遊バスを利用するか、徒歩で行きます。
所要時間は、周遊バス利用で10分、徒歩でも15分ほどです。今回、行きは海沿いの遊歩道を歩いてみたいので、ビジターセンター内をエントランスのある3階から階段(エレベーターもあります)を使って1階に下ります。
少し先のマリンハウスからは、さっぱ船で「青の洞窟」の遊覧が楽しめますよ。

う~ん、リアス式海岸あらため「リアス海岸」ですね。

私も知りませんでしたが、2008年頃の教科書からは、「リアス海岸」という表記になったそうですよ!

「浄土ヶ浜」看板
浄土ヶ浜レストハウス

さあ到着しました。
レストハウスに展望台が見えますので、上ってみましょう。

レストハウス展望台からの「浄土ヶ浜」の眺め

なるほど、極楽浄土の景色はこんな感じなんでしょうか。
浜は、砂でなく拳大の石に覆われています。ピクニックシートを敷いて寝ころがったり座ったりしている人たちがいますが、痛くないのかな?・・と心配になります。

りあすバーガー

良い景色を楽しめました。
お腹が減ったので、レストハウスで何か食べようと思ったのですが、営業時間を過ぎていた様です。
移動販売のお店で「りあすバーガー」を買って食べました。

ちょうど、食べ終わった頃に周遊バスが到着したのが見えたので、これに乗って第一駐車場に戻ろうと思います。
・・・バスの座席に座って、何か忘れているような気もしましたが、まあそのうち思い出すでしょう。

駐車場に戻り、すぐに出発します。
途中、コンビニで食べ物を購入し、予約していたビジネスホテルに17時に到着しました。
荷解きをして、コインランドリーで洗濯などをしながら過ごします。
しばらくして、お腹が減ったので部屋で夕食を摂り、事前にお湯を溜めていたバスタブに身を浸して寛いでいたときに、ハタと気づきました。
「本州最東端訪問証明書」買ってないじゃん!

すぐさま、バスタブから飛び出し、スマホでリサーチ開始です。
このときは、既に20時近いので、この日はどうにもなりません。
翌日は、朝から「魹ヶ崎」、その後は宮城県に向かう予定です。
その途中で立ち寄れそうな販売所が無いか宮古市のサイトで確認します・・・有りました!
宮古市役所重茂出張所」です!
ここなら、「魹ヶ崎」に行った帰りに、時間のロス無く立ち寄れるし、翌日は世間的に平日なので、役所も開庁しています。ああ、これで安心して寝られる(その前にお風呂の続きね・・)。

「魹ヶ崎」踏破!(ツーリング2日目)

2日目の朝。
6時にホテルを出発。途中、カーナビに工事中で通れない道を案内されるも、現場の親切なおじさん(といっても私より若そう)のお陰で迂回ルートに復帰できて、7時前には「魹ヶ崎駐車場」に到着。

魹ヶ崎駐車場

駐車場には、トイレが設置されています。ちゃんと利用できました。
しっかり管理していただきありがとうございます。

熊鈴

そうそう、忘れちゃいけないのが「熊鈴」です。好日山荘で購入しておきました。
この鈴は、クマの頭の形の部分がねじ込み式になっていて、使わない時に緩めておけば、音を鳴らさずに済むという、周りの目が気になる小心者の私にはうってつけのものです。

みちのく潮風トレイル案内板

案内板にも「クマ出没注意!」の文字が・・。
絶対に会いたくありません!
緊張しつつアタック開始します。

トレイル開始点
トレイルからの眺め

魹ヶ崎への道は、最初の数百mは舗装されています。
ただ、かなりの急勾配で、10分ほど歩いただけで海が下になっています。

案内板

20分ほど経ったところで最高地点。
どうりで傾斜がきつい訳です。

その後は、いくつか涸れ沢を越えますが、道は同じ様な感じで進みます。
ほぼ全行程が木陰なので、真夏でも暑さは感じません。
また、最高地点を過ぎると高低差があまり無いので、その点も楽です。
でも、カーブのたびに、向こうにクマがいないことを祈りつつ、鈴の音が大きくなるように、大げさに体を揺すって歩きます。

あと、もう一つ恐怖を感じたのが、道中はスマホのアンテナが一つも立っていなかったこと(ちなみに私のスマホキャリアはauです)。本気で何も起きないことを祈りました。
そして、駐車場から1時間20分、ようやく開けた場所が見えてきました。

本州最東端の碑

ああ、ようやく到達しました。
ふと、スマホを見ると、ここでは電波を受信できている様でした。

魹ヶ崎灯台
灯台横の四阿

魹ヶ崎灯台(今は無人)です。
四阿で、景色を眺めながら(・・といっても、この日の海上は霧でした)補給食でエネルギーを充填します。
思い出ノート的なものが置いてありましたので、時間が有ればそこに思いを綴るのも良いかも・・。

四阿からの眺め

30分ほど過ごして、駐車場に戻ります。
帰りは、特に写真撮影などはしませんでしたが、やはり1時間15分は掛かりました。
こちらに行こうという方は、片道でこのくらいの時間を見ておいた方が良いでしょうね。

その他、「魹ヶ崎」までの往復は完全にトレッキングなので、シューズ、給水、行動食など、しっかり準備して行くことをオススメします。
それと、2022年8月時点では、魹ヶ崎灯台のトイレは使用不可(2019年の台風の影響で設備が故障しているそうです)になっていますので、ご注意ください。

本州最東端訪問証明書-表紙
本州最東端訪問証明書

さあ、今日こそは忘れちゃいけない「本州最東端訪問証明書」です。
「宮古市役所重茂出張所」に立ち寄って、購入できました。
購入時に、ちょっとした申込書の記入を求められました(どの県からの訪問か?と言った程度のものです)。

のんびり観光ツーリング(ツーリング2日目)

今回の大役も無事に終えたので、この後は観光モードです。
宮城県に移動して、以前から気になっていた牡鹿半島の「コバルトライン」を走り、金華山を眺めたいと思います。

しかし、牡鹿半島突端までは約230km。
途中、食事を取るために寄った「道の駅大谷海岸」も賑わっていて、食事をし終えるのに1時間も掛かってしまいました。
その結果、牡鹿半島の「おしか御番所公園」に到着したのは16時。金華山も雲隠れしてました。残念!

金華山

でも、「コバルトライン」は楽しめましたよ。
この道は、路面状況が良く、距離も短かすぎず、急なカーブも無いので、気持ちの良いスピードで十分ワインディングを楽しめます。
天気の良い日を見計らって、是非また来てみたいと思いました。
それでは、本日の宿を予約している石巻市街に参ります。

ちょっと松島に触れてから帰ろう!(ツーリング3日目)

ツーリング3日目です。
折角、宮城県にいるので、少し松島に触れてから帰ろうと思います。
朝6時にホテルを出発し、宮戸島にある大高森を目指します。

あおみな
「あおみな」からの眺め

三陸道を使って、30分程で大高森に到着です。
オートバイは、大高森の道の反対側にある道の駅風の施設「あおみな」の第2駐車場を利用させてもらいました(営業時間外だったので第1駐車場は駐車禁止でした)。
ここからは、日本三大渓に数えられる嵯峨渓への遊覧船が出ています。

大高森登山道入り口

写真右手に見える階段が、大高森の登山道入り口です。
この写真の左手には、「あおみな」の営業時間とは関係なく利用できる公衆トイレがあるので、安心です。

大高森登山道1
大高森登山道2

最初のうちは、舗装された緩やかな階段ですが、徐々に登山道っぽくなってきます。
でも、頂上までの距離は700m、約15分なので、少しの間を頑張ればOKです。
しかし、今回のツーリングは、トレッキング要素が大きいな・・。

大高森登山道3
大高森からの眺め

頂上に着きました。
少し雲が多めですが、北西にある湾を眺めるとイメージしていた松島の景色を見渡すことができました。
これは、遊覧船に乗って海から眺めるのも楽しそうです。

さて、山を下って駐車場に戻ります。
前日の約8kmの「魹ヶ崎」往復の影響か、ハムストリングスが多少痛いかな(若くは無いっていうだけですけど・・)。
でも、後は運転しているだけなので、気にせず自宅に向けて8時に出発です。
復路は、場所によって35℃くらいになっているところもあり、熱中症対策で休憩時間が多くなりましたが、15時に自宅に到着。
今回も、無事に充実したツーリングが出来て良かったです。

まとめ

これで、本州四端の全てを踏破しました。
やり遂げてしまったので、しばらく抜け殻になりそう・・。
この先は、どうしようかちょっと考えますが、まずは本州四端踏破証明書とオリジナル記念品の応募をしなければ・・。
届いたらまたご紹介させていただきます。

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